遼、猛チャージも2打及ばず予選落ち「なんで水曜日に…」

[ 2013年6月21日 18:18 ]

第2日、17番でバーディーパットを外し、ぼうぜんとする石川遼。通算1オーバーで予選落ちした

日本ツアー選手権宍戸第2日

(6月21日 茨城県笠間市 宍戸ヒルズカントリークラブ西コース=7402ヤード、パー72)
 絶不調だった前日とは別人のような猛チャージを見せた石川遼(21=CASIO)だったが、通算1オーバーで72位タイ。決勝ラウンド進出には2打及ばず、今季の国内ツアー初戦は12年8月のフジサンケイ・クラシック以来の予選落ちという屈辱の結果に終わった。

 「この日のベストスコアを目指し、それができれば予選通過するかも、という可能性を信じて頑張った」という石川。1番で約2メートルのバーディーパットを沈めると、前日はダブルボギーを叩いた2番でもバーディー。16番ではあわやホールインワンというスーパーショットを見せ、このホールまでに8つのバーディーを重ねた。

 悔やまれるのは終盤の2ホール。17番は約5メートルのバーディーパットはカップのふちに止まり、惜しくもパー。続く最終18番ではティーショットを右に曲げてラフへ。第2打もグリーン手前のセミラフで、結局、寄せきれずにボギーとした。

 「最後はティーショットのミス。でも今日は1番から、いいパットができた」と石川。前日から巻き返した充実感と予選通過を逃した悔しさを交錯させた。前日はパターのタッチやフィーリングが合わず「今日になってパターを替えた」そうで、「何で(大会が始まる前の)水曜日までに戻せなかったのかな。そのあたり、もっと敏感にならないと」と反省していた。

続きを表示

2013年6月21日のニュース