田野倉初V、登坂2連覇 全日本選抜レスリング

[ 2013年6月15日 20:37 ]

 レスリングの世界選手権(9月・ブダペスト)代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権第1日は15日、東京・代々木第二体育館で男女計13階級を行い、男子グレコローマンスタイル55キロ級は田野倉翔太(クリナップ)が決勝で昨夏のロンドン五輪代表、長谷川恒平(福一漁業)を破って初優勝し、代表入りした。

 男子フリースタイル55キロ級は稲葉泰弘(警視庁)が3連覇。74キロ級でロンドン五輪代表の高谷惣亮(ALSOK)と96キロ級の山口剛(ブシロード)はともに初優勝で世界選手権出場を決めた。女子48キロ級は昨年の世界選手権2位の登坂絵莉(至学館大)が2連覇した。

 1ピリオド(P)3分の2P合計ポイントで争う新ルールで行われた。世界選手権の男子代表は昨年の全日本選手権と今大会の優勝者から選び、異なる選手が勝った階級はプレーオフで決めた。女子は今後の強化委員会で決める。

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2013年6月15日のニュース