女子は三井住友が7年ぶりV 復帰の吉田秀彦は準優勝に貢献

[ 2013年6月15日 18:01 ]

男子3部に選手として出場したバルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦・パーク24監督。3回戦で大外刈りを決め一本勝ち

 柔道の全日本実業団体対抗大会第1日は15日、岡山県体育館で行われ、4チームが総当たりで争った女子1部は三井住友海上が3戦全勝で7年ぶり5度目の優勝を果たした。2位は自衛隊。2連覇を狙ったコマツは1勝2敗で3位だった。

 三井住友海上は世界選手権(8、9月・リオデジャネイロ)63キロ級代表の阿部香菜が2勝1敗だった。コマツ勢は世界選手権78キロ級代表の佐藤瑠香が1敗に終わり、48キロ級の浅見八瑠奈と52キロ級の橋本優貴は欠場した。

 男子3部では1992年バルセロナ五輪金メダリストでパーク24を率いる43歳の吉田秀彦監督が選手として出場。11年ぶりの試合で一本勝ち4度を含む5勝1引き分けと活躍し、準優勝に貢献した。

 ▼吉田秀彦の話 楽しかったけど、こんなに柔道が疲れるとは思わなかった。気持ちに体がついていかない。でも多くの報道陣が集まってくれたし、自分なりに少しは柔道界に明るい話題を提供できたと思う。

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2013年6月15日のニュース