山県「五輪のリベンジを」 世界陸上での決勝進出に意欲

[ 2013年6月12日 20:04 ]

 陸上の世界選手権(8月・モスクワ)で活躍が期待される男子短距離のエース、山県亮太(慶大)が12日、横浜市内で記者会見し、100メートルで決勝進出を逃したロンドン五輪を引き合いに「リベンジをしたい」と抱負を述べた。

 五輪の準決勝では終盤に順位を意識して硬くなったというが「同じ失敗を繰り返さなければ決勝は不可能ではない」との手応えがある。3月からは練習に座禅を取り入れたことを明かし「自分の世界に入れる」と効果を説明した。

 今季10秒01を出した17歳の桐生祥秀(京都・洛南高)とともに9秒台突入の期待が高まっている。「陸上界を引っ張る意味では自分が(先に)出したいという気持ちはある」という。桐生らと挑む400メートルリレーについても「今の日本は表彰台が手に届くところにある。一番高いところを目指しても、言い過ぎではない」と意気込んだ。

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2013年6月12日のニュース