上村会長 続投表明 全柔連理事会で議論せず

[ 2013年6月11日 18:50 ]

 暴力指導問題など相次ぐ不祥事で管理責任が問われている全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長が11日、今後も続投することを表明した。

 東京都文京区の講道館で開催された全柔連理事会後の記者会見で「(組織改革を)やり切る」と語った。

 全柔連は4月下旬、助成金の不正受給問題を調べる第三者委員会からの中間報告で「順法精神に欠ける」と厳しく批判され、上村会長は「近いうちに進退を明らかにしたい」と辞任を示唆。この理事会を決断のタイミングとしていた。しかしその後、第三者委からの最終報告が出ていないことなどを理由に、辞任しない意向を示していた。

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2013年6月11日のニュース