男子は若有、女子は佐久間が優勝 中学校ゴルフ東北大会

[ 2013年6月7日 06:00 ]

東北中学ゴルフを制した若有(右)と佐久間

スポニチ主催平成25年度全国高校ゴルフ選手権東北大会・東北中学校ゴルフ選手権

(6月6日 岩手県盛岡市 盛岡ハイランドカントリークラブ 高校・中学男子=6817ヤード、高校・中学女子=6222ヤード、いずれもパー72)
 中学男子は3オーバー、75で並んだプレーオフで若有宣彦(宮城・長命ケ丘2年)が遠藤銀河(福島・中央台南1年)を下し、女子は佐久間梨々子(秋田・大館東3年)が5アンダー、67の好スコアで2位に4打差をつけて優勝した。男子は5位、女子は2位タイまでが8月の全国大会(三重・白山GC)への出場権を手にした。2日間で争う高校の男子はシード選手の蛭田玲於(福島・学法石川3年)ら4人が71で並び、女子は高久ゆうな(宮城・東北2年)と菊地志織(岩手・盛岡中央1年)が71でトップを分けた。

 <中学男子>遠藤とのプレーオフ1ホール目をボギーで分けた若有は、2ホール目で3メートルのバーディーパットを沈めた。「遠藤君はうまいし、勝てないかなと思っていました」とあって喜びもひとしおだった。本戦は16番でダブルボギーを叩いたが、17、18番と連続バーディー締め。「ミスしてもすぐに立ち直れた」と最後の踏ん張りが優勝につながった。小学4年でゴルフを始め、平日は練習場で約2時間、週末は競技会を中心に腕を磨いている。東北のジュニア強化選手にも選ばれており「全国大会では代表として恥ずかしくない成績を」と誓った。

 <中学女子>3月の全国大会19位の佐久間が存在感を示した。5バーディー、ノーボギーの67は、同じコースを使った高校女子のトップを上回り「ピンを狙ったショートアイアンが良かった」と自己ベストを更新。一緒に回った大村、山路は2位に入り最後まで競り合ったのも好結果につながった。平日は自宅近くの大館CCで練習。ドライバーの飛距離は約240ヤードで、得意は8Iという。夏の全国大会へ向け「グリーン周り、深いラフからのアプローチ」を課題に、トップ10を目指す。

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2013年6月7日のニュース