遼 全米OP予選突破ならず、あと2打「技術が足りなかった」

[ 2013年6月5日 06:00 ]

後半の10番でバーディーパットを外し、座り込む石川遼=ザ・レイクスCC

男子ゴルフ 全米オープン米国予選

(6月3日 米オハイオ州コロンバス ブルックサイドGC、ザ・レイクスGC=ともにパー72)
 36ホールで争われ、石川遼(21=CASIO)は第1ラウンド70、第2ラウンド68の138、通算6アンダーで23位に終わり、上位15選手が獲得した本戦(13日開幕、米ペンシルベニア州メリオンGC)の出場権を逃した。石川は09年の全英オープンから続いていたメジャー大会の連続出場が15で止まった。本戦には日本から松山英樹(21=東北福祉大)、藤田寛之(43=葛城GC)ら4人が出場する。

 5年に及ぶメジャー連続出場が途絶えたが、石川は必死に前を向いた。2打及ばず出場権を逃し「結果に失望したり、上達していないとは思っていない」と話した。

 前半18ホールを2アンダーで折り返したが、60台をマークする選手が多く、後半は60台前半の爆発的なスコアが必要だった。しかし、グリーン上で悪戦苦闘。外した瞬間にパターを振り上げる場面もあり「それだけ(パットの技術が)足りなかったということ」と力不足を認めた。

 次戦は帰国して日本ツアー選手権(20日開幕、茨城・宍戸ヒルズCC)に出場する方向。その翌週には上位に全英オープンの出場権が与えられるミズノオープン(27日開幕、岡山・JFE瀬戸内海GC)も控えており、「(選択肢の)一つとしてはある」と、海外メジャーへの出場を諦めてはいなかった。

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2013年6月5日のニュース