2場所連続全休明け、元小結豊真将 十両最下位で勝ち越す

[ 2013年5月23日 20:36 ]

大相撲夏場所12日目

(5月23日 両国国技館)
 左肩のけがで2場所連続全休明けの元小結豊真将が十両最下位の西14枚目で8勝目を挙げた。「今までで一番うれしい勝ち越し。自分を信じてやってきて本当に良かった」と感慨に浸った。引き揚げる32歳の背中に大きな拍手が送られた。

 昨年12月に手術を受けた左肩はまだ万全でなく、幕下陥落も覚悟していた。3日目から4連敗後に6連勝と復調。「一人だったら折れていた。(錣山)親方(元関脇寺尾)が『どんな時でも諦めるな』と奮い立たせてくれたのが大きかった。また幕内の土俵に戻り、結びの一番を取りたい」と再起を誓った。

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2013年5月23日のニュース