山県 貫録のトップ通過!9秒台一番乗りに闘志

[ 2013年5月19日 06:00 ]

準決勝進出を決めた山県(右)

 陸上の関東学生対校選手権第1日は18日、国立競技場で男子100メートル予選などが行われ、ロンドン五輪代表の山県亮太(20=慶大)が向かい風1・3メートルの中、10秒49の全体1位で通過した。19日の準決勝、決勝では自己ベスト10秒07の更新だけでなく、日本人初の9秒台突入を目指す。

 貫禄のトップ通過だ。第4組の山県は終盤流して10秒49。今大会は9秒台が出た時に備え、アジア記録の公認などに必要な不正スタート発見装置を設置。「噂には聞いていた」と余裕の笑みを浮かべた。17歳の新星、桐生に注目が集まる中、9秒台一番乗りに対する山県の思いは熱い。「僕の方が(桐生より)年上だし、僕が出す必要がある」と19日の準決勝、決勝へ闘志を高めていた。

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2013年5月19日のニュース