全柔連、来年度から初の国内ランキング承認

[ 2013年4月27日 20:21 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は27日に臨時理事会を開き、五輪や世界選手権代表選考の参考資料として、来年度から男女計14階級の国内ランキング制度を初めて導入することを承認した。選考過程の透明化を図るのが狙い。

 選手はマスターズや全日本選手権など、国内外の主要大会でランクの基になるポイントを獲得する。五輪金メダリストらに勝った場合にはボーナス点を加える方針で詳細は今後詰める。候補選手のけがなどを考慮し、1位が自動的に代表にはならず、選出の最終決定は強化委員会で行う。

 毎年11月に実施される講道館杯全日本体重別選手権の出場資格では、28歳未満だった男子の年齢制限がなくなる。同年の五輪、世界選手権の代表選手は出場免除となる。斉藤仁強化委員長は「自覚を持っているものには年齢を問わない」と説明した。

 代表監督やコーチの選考法については「不十分な部分がある」として、結論は6月の理事会に持ち越しとなった。

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2013年4月27日のニュース