アイシン4季ぶり5度目V!柏木主将は「やり切った」

[ 2013年4月23日 06:00 ]

プレーオフ決勝を制し、胴上げされるアイシンの鈴木監督

 バスケットボール男子日本リーグ・プレーオフ決勝は23日、東京・代々木第2体育館で最終第5戦を行い、アイシン(レギュラーシーズン1位)が東芝(同3位)に58―54で競り勝ち、3勝2敗で前身のスーパーリーグ時代を含め4季ぶり5度目の優勝を果たした。桜木がレギュラーシーズンに続き最優秀選手に選ばれた。44―43で迎えた第4Qに桜木、柏木らの得点でリードを広げ、逃げ切った。現行の日本リーグは今季限りで、9月に12チームによる「ナショナルバスケットボールリーグ(NBL)」が開幕する。

 アイシンは毎年、優勝候補に挙げられながらリーグ制覇は4季ぶり。胴上げで鈴木監督が3度宙に舞った。56―54だった第4Qの残り14秒、相手の反則を受けた柏木が落ち着いてフリースローを2本とも決め、粘る東芝を振り切った。前回の優勝を主力として経験しているのは31歳の柏木と36歳の桜木だけ。竹内、網野ら日本代表クラスの選手が移籍し、佐古は引退した。柏木主将は「やり切って、それで負けたらしょうがないと思っていた」と喜びに浸った。

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2013年4月23日のニュース