サハリンの大鵬像 秋田の彫刻家が制作名乗り

[ 2013年4月17日 06:00 ]

 元横綱大鵬の故納谷幸喜さんが生まれたロシア極東サハリン州中部ポロナイスク市(旧樺太・敷香)が地元で進める大鵬の銅像設置計画で、秋田県大潟村在住の彫刻家鎌田俊夫さん(68)が16日までに制作に名乗りを上げ、同市と協議を開始した。ロシアで異例の日本人の銅像設置へ向け具体的に動き始めた。

 秋田県は、納谷さんの母キヨさんの先祖が能代市出身、妻芳子さんは秋田市出身で大鵬と縁が深い。自らも大鵬ファンだったという鎌田さんは、今年2月に地元紙の記事で銅像の計画を知り、すぐにポロナイスク市のラドムスキー市長に連絡したという。

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