卓球ビッグトーナメント 福原と水谷が優勝

[ 2013年4月14日 19:02 ]

女子シングルス決勝でポイントを奪い、ガッツポーズする優勝した福原愛

 卓球の日本リーグ・ビッグトーナメントは14日、松山市総合コミュニティーセンター体育館でシングルスを行い、女子は福原愛(ANA)が2年ぶり4度目、男子は水谷隼(ビーコン・ラボ)が2年ぶり2度目の優勝を果たした。男女とも世界選手権個人戦(5月・パリ)代表同士の決勝となり、福原は社会人選手を倒して勝ち上がってきた大阪・四天王寺高3年の松平志穂を3―1で退けた。水谷は1月の全日本選手権決勝で屈した丹羽孝希(明大)に3―0で快勝し、雪辱した。

 ロンドン五輪の女子団体銀メダルのメンバーでただ一人出場した福原が、第一人者の貫禄を示した。決勝では、17歳の松平の挑戦を退けた。番狂わせが起きやすい5ゲームマッチを勝ち抜き「世界選手権前最後の大会で優勝できて自信になった」と笑みがこぼれた。

 松平もしゃがみ込みサーブを軸に持ち味の攻撃力を発揮して、1ゲームを奪った。「福原さんに通用したプレーもあったし、プラスになったと思う」と、初出場となる1カ月後の世界選手権へ向けて収穫を得た様子だった。

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2013年4月14日のニュース