康生監督「おわびし、襟を正す」 暴力指導問題などで

[ 2013年4月12日 18:45 ]

 柔道女子日本代表での暴力指導問題などに対し、全日本柔道連盟(全柔連)の藤田弘明副会長は12日、福岡市内で行われた全日本選抜体重別選手権の組み合わせ抽選会を前に「全柔連の危機管理の甘さ、問題の対応における不手際をおわびする」と謝罪した。

 全柔連は第三者委員会の提言に沿って組織改革への作業に着手している。藤田副会長は「4、6月の理事会で、ある程度の見通しがつくだろう。地に落ちた時こそ真摯(しんし)な姿勢を示さなければならない」と宣言。男子の井上康生監督は「強化に携わる一人としておわびし、襟を正して強化に取り組んでいく」と述べた。

 第三者委からは代表選考の透明化も要望されており、全柔連の斉藤仁強化委員長は「国際大会など1年間トータルの成績を加味して考える。選抜体重別のころには(選考基準を)明文化できる」と説明した。

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