鹿島 今季で活動停止 クラブチームとしての存続も未定

[ 2013年4月10日 16:26 ]

 アメリカンフットボールの日本社会人Xリーグ1部の鹿島が、今季限りで企業チームとしての活動を停止することが10日、分かった。

 母体企業の鹿島(本社・東京)の広報室は「社としてアメリカンフットボールの活動に関わるのは今季が最後となる」と話した。クラブチームなど、形態を変えて存続するかは未定。

 同広報室は理由について「社員の採用数を減らす中で、選手の補強に影響が出る。これまでの活動で社の一体感に寄与するという役割を果たせた」と説明した。活動停止後も選手は正社員としてこれまで通り勤務する。

 1989年創部の鹿島はXリーグではプレーオフの常連で、学生王者と日本一を争うライスボウルで2度優勝した。

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2013年4月10日のニュース