真央ら世界国別対抗戦初練習 仕上がりは上々

[ 2013年4月10日 13:16 ]

世界国別対抗戦を前に練習する浅田真央

 11日開幕のフィギュアスケートの世界国別対抗戦で2連覇を狙う日本勢は10日、東京都内のホテルで記者会見し、主将を務める男子の高橋大輔(関大大学院)が「優勝を目指す。今季最後の試合は(ソチ冬季)五輪に向けたスタート。四大陸選手権(7位)、世界選手権(6位)と自信をなくしていたので、気持ちが前向きになる試合になればいい」と意気込んだ。

 女子で世界選手権銅メダルの浅田真央(中京大)は東京・国立代々木競技場で行われた同日の公式練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や2連続3回転を決めて好調をアピールし「好きなプログラムをいい演技で締めくくることが目標」と話し、鈴木明子(邦和スポーツランド)は「みんなの絆が深まって来季を迎えられればいい」と団体戦を楽しみにした。

 6カ国で争う今大会は男女各2人、ペアとアイスダンス各1組の順位点合計で争われる。注目の新種目の団体として採用されるソチ五輪では試合方式が異なり、10カ国が出場して男女各1人、ペア、アイスダンス各1組が演技する。

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