体操W杯出場の4選手が会見…19歳加藤「優勝したい」

[ 2013年4月4日 19:56 ]

体操W杯シリーズ東京大会の記者会見で、ポーズをとる(左から)田中和仁、加藤凌平、寺本明日香、美濃部ゆう

 体操の個人総合で争うワールドカップ(W杯)シリーズ東京大会(6日開幕)に出場する日本選手が4日、会場の駒沢体育館で公式練習後に記者会見し、故障の影響で欠場した男子の内村航平(コナミ)に代わってエントリーした19歳の加藤凌平(順大)は「五輪のメダリストや入賞者が集まる試合でどれだけ通用するか。優勝を目指したい」と意気込んだ。

 つり輪で高難度の「後方かかえ込み3回宙返り降り」に挑む田中和仁(徳洲会)は「自分らしくない技、チャレンジするところを見てもらいたい」と話し、左手骨折から復帰した女子の寺本明日香(レジックスポーツ)は「攻めた体操をして観客を魅了したい」と誓った。6日に個人総合の前半、7日に後半を行う。

 日本勢はいずれもロンドン五輪代表で、女子は美濃部ゆう(朝日生命)も出場する。男子は五輪個人総合で銀メダルのマルセル・グエン(ドイツ)と銅メダルのダネル・レイバ(米国)がライバルとなりそうだ。

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2013年4月4日のニュース