愛 中国スーパーL参戦へ、佳純と最強リーグで対決の可能性

[ 2013年4月2日 06:00 ]

世界最高峰の中国スーパーリーグへの参戦を検討していることが分かった福原愛

 日本のダブルエースが中国で激突する!?ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した福原愛(24=ANA)が世界最高峰の中国スーパーリーグへの参戦を検討していることが1日、分かった。この日、団体戦・ワールドチームクラシックが行われた中国・広州から成田空港に帰国し、「まだ何も決まっていないけど、参加できるならしたい」と話した。

 福原はロンドン五輪後に右肘を手術したこともあり、昨季は同リーグに参戦しなかったが、05年には遼寧省チームで初参加し、06、10、11年には広東省でプレーした。関係者によると、5月の世界選手権(パリ)終了後にも開幕する来季に向け、既に数チームからオファーがあるという。同リーグには石川佳純(20=全農)も参戦を希望。所属チームは別になるとみられ、2人が世界最強リーグで対戦する可能性は十分だ。

 石川、平野早矢香(28=ミキハウス)を加えたロンドン五輪メンバーで出場したワールドチームクラシックでは、日本は決勝で中国と対戦。ロンドン五輪決勝の再戦だったが、再び0―3で敗れた。福原も1番手で李暁霞に0―3で完敗。「相手も強くなっているし、差は縮まっていないと感じた」。休む間もなく、2日には韓国オープン出場のため離日。世界トップとの差を埋めるため、ノンストップで走り続ける。

 ▽中国スーパーリーグ 省の対抗戦から発展した卓球のプロリーグ。中国選手が各チームの主力で、世界最高のレベルを誇る。1チーム5人編成で、シングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合中3試合に勝ったチームが勝利。昨季の女子は山西省が優勝した。

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2013年4月2日のニュース