遼また予選落ち ショットばらつき117位

[ 2013年3月31日 06:00 ]

第2ラウンド、通算5オーバーで予選落ちした石川遼

USPGAツアー シェル・ヒューストン・オープン第2日

(3月29日 米テキサス州ハンブル レッドストーンゴルフクラブ=7457ヤード、パー72)
 石川遼(21=フリー)は3バーディー、3ボギーの72と伸びず、通算5オーバーの149で通過ラインに6打及ばず117位で予選落ちした。この日67のスティーブ・ウィートクロフト(米国)が通算10アンダーの134で首位に立った。石川は第1ラウンドに続き、ショットがばらついた。次戦は特別招待で出場するメジャー第1戦のマスターズ(4月11~14日、米ジョージア州オーガスタ)となる。

 石川はドライバーショットが右へ右へと曲がった。体の回転にいつもの切れがなく、ボールを押し出す形が続く。5番で茂みに打ち込んで1打の罰を受け、6番でもカート道よりさらに右のラフへ。8番でも右へ曲げて斜面を転がり、もう少しで池に入るところだった。

 「ショットは全然良くなかった。最高を10とすると3くらいの感じ」と、違和感を覚えたスイングを修正できなかった。

 5週連続出場で疲れはあったようだ。「日本でもっと試合が続いたことはあるが、自宅に帰れなかったり移動が長かったり、米国の方がタフに感じる。今週は体と相談し、これ以上にはできない調整だった」と初めてプレーするコースでは異例となる、練習ラウンドを行わずに戦った理由を説明した。

 次戦は2週後のマスターズ。「しっかり休み、初日にエネルギー満タンの状態でティーグラウンドに立てるようにしたい」とまずは体と心のリフレッシュを優先させる。

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2013年3月31日のニュース