五輪評価委、レアル本拠地でPK マドリード視察第1日

[ 2013年3月19日 08:07 ]

サンティアゴ・ベルナベウ競技場で、自分の名前入りのジャージーを手にするIOC評価委のフェリ委員(右)。左はスペイン代表GKカシージャス(マドリード招致委提供・共同)

 2020年夏季五輪招致の国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会は18日、マドリードの現地調査第1日を終えた。会場視察ではサッカーのスペイン1部リーグの強豪、レアル・マドリードの本拠地で評価委メンバーがPKを蹴る場面もあり、記者会見したボテヤ市長は「全て非常にうまくいった」と自賛した。

 評価委はサッカー男女の決勝を行う予定のRマドリードの本拠地、サンティアゴ・ベルナベウ競技場を視察。リーディー委員長らはスペイン代表GKカシージャス相手にPKを蹴り、評価委メンバーの名前が入った背番号2020のジャージーを贈られた。

 その後、バスケットボール会場となる闘牛場や、市民の憩いの場で池の水を抜いてビーチバレー会場とするレティロ公園などを回った。招致委員会のブランコ会長は「ベルナベウは世界的に有名で、闘牛場とレティロ公園はマドリードの魅力を誇示する会場だ」と自信を示した。(共同)

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2013年3月19日のニュース