木崎良子 優勝で世界選手権代表内定!野口は復活3位

[ 2013年3月10日 11:33 ]

名古屋ウィメンズマラソンでゴールする、2時間23分34秒で優勝した木崎良子

 名古屋ウィメンズマラソンは10日、ナゴヤドーム発着のコースで行われ、ロンドン五輪16位の木崎良子(27=ダイハツ)が2時間23分34秒で優勝。派遣設定記録の2時間23分59秒以内をクリアし、世界選手権(8月、モスクワ)代表に内定した。2位はベルハネ・ディババ(エチオピア)で、04年アテネ五輪金メダルの野口みずき(34=シスメックス)は3位だった。

 木崎、ディババ、野口の3人の争いは35キロ過ぎから野口が遅れ、2人の一騎打ちに。木崎は40キロ過ぎ、「海外の人は苦手なのかな」と給水を利用して一気にスパートし、そのまま笑顔でゴールのテープを切った。「有言実行できて良かった」と喜んだ木崎は、世界選手権へ向けて「メダル争いができるようにしたい」と意気込んだ。

 野口は2時間24分5秒の好タイム。レース後、「完全とはちょっと言えないかもしれない」と振り返ったが、昨年の同大会を超える記録で、復活を印象づけた。

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