フェンシング太田「紙がぼろぼろになるまで」リハで百点

[ 2013年3月4日 21:03 ]

IOC評価委員会の視察で説明役を務め、記者の質問に答えるフェンシング男子の太田雄貴

IOC評価委 東京を現地調査

(3月4日)
 湾岸エリアの競技場や選手村の予定地を見渡せる高層ビルの最上階で行われた視察の説明には、来年のソチ冬季五輪で活躍が期待されるスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)も同席し、アピールに一役買った。

 高梨は「この活動に参加させてもらい、勉強になった。英語ももっと自分の耳で聞けるように勉強したいと思った」と貴重な経験を振り返った。

 評価委員会への説明役を務めたのは、フェンシング男子の太田雄貴(森永製菓)。北京、ロンドン五輪の銀メダリストで日本を代表する剣士は「リハーサルは(台本の)紙がぼろぼろになるまでやった。百点の出来」と笑った。「僕ができることは次世代にバトンを渡すこと」と、未来志向を強調した。

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