上村愛子 五輪へ自然体強調 なるか五輪個人一番切符

[ 2013年3月2日 06:00 ]

世界選手権に向けて出発した上村

 フリースタイルスキー・モーグル女子の上村愛子(33)、伊藤みき(25=いずれも北野建設)らが1日、世界選手権(5日開幕、ノルウェー)に向け、成田空港から出発した。同選手権でメダルを獲得すれば、14年ソチ五輪代表に内定することが日本連盟から選手サイドには伝えられている。五輪切符獲得なら日本勢では、アイスホッケー女子に次いで、個人では一番乗りとなる。

 09年世界選手権で金メダルを獲得し、10年バンクーバー五輪の出場権獲得第1号となった上村は「あんまり内定を取るという感覚はない。転んだりせずに、いい滑りをしたい。ソチ五輪の時にピークになればいい」と5大会連続の五輪切符獲得へ自然体で臨む。一方、2月24日のW杯猪苗代大会のデュアルモーグルを制した伊藤は約3カ月ぶりに髪をカットし、「そこ(内定)を最大の目標にしたい」と気合を入れていた。

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