吉田 五輪存続へ動く「頑張る子供たちのことを伝えたい」

[ 2013年2月20日 12:43 ]

記者会見する日本レスリング協会の福田富昭会長(右)と吉田沙保里

 2020年夏季五輪の実施競技から除外される危機を受け、日本レスリング協会の福田富昭会長と五輪3連覇の吉田沙保里(ALSOK)が20日、東京都内で記者会見し、吉田は「どうにか復活のために動いていきたい」と五輪での存続に尽力する決意を語った。

 福田会長は、17日までタイで開かれた国際レスリング連盟(FILA)理事会で、今後の在り方に関する提案書を配ったことを明かし「FILAも改革していかないといけない」と話した。FILA副会長も務める福田氏は、セルビア人理事が代行を務めているFILA会長職に立候補しない考えも示した。

 5月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会でのプレゼンテーションに登壇する見通しの吉田は「伝統あるスポーツで夢を持って頑張っている子供がたくさんいることを伝えたい」と強調した。

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2013年2月20日のニュース