高梨沙羅「まずはベスト尽くす」 公式練習で手応え

[ 2013年2月20日 08:32 ]

 20日開幕のノルディックスキーの世界選手権で、ジャンプ女子で期待がかかる16歳の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)が19日、イタリアのバルディフィエメで公式練習(HS106メートル、K点95メートル)に臨み「目指すのはメダルだけど、まずはやるべきことをやってベストを尽くしたい」と抱負を語った。

 ワールドカップ(W杯)で個人総合優勝を決めた高梨は1回目で93・5メートル、2回目で90・5メートルだったが、3回目では98メートルと2位の飛距離をマークし、22日の本番に向け「少しずつ良くなってきている」とジャンプ台の感覚をつかみつつある。2年前に続く2度目の出場で「(大会の)感じは分かっているので、心にゆとりを持って行動できる」と落ち着いていた。

 本戦は22日午後4時(日本時間23日午前0時)開始予定で、W杯総合2位のサラ・ヘンドリクソン(米国)や3位のコリーヌ・マテル(フランス)らがライバルになりそうだ。(共同)

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2013年2月20日のニュース