大鵬さんしのび黙とう、献杯 力士会異例の新年会

[ 2013年2月9日 20:10 ]

力士会で元横綱大鵬をしのんで献杯する横綱・白鵬

 大相撲の十両以上で構成する力士会が9日、東京都内のホテルで新年会を開いて60人余りの関取衆が集まり、1月19日に72歳で亡くなった元横綱大鵬の納谷幸喜さんをしのんで黙とうし、献杯した。

 壇上には大鵬の土俵入りの写真が掲げられた。会長を務める横綱白鵬は「大先輩の大鵬さんがお亡くなりになった。大相撲にはいろいろな時代があったけど、昭和の(大鵬と柏戸が活躍した)柏鵬時代が幕を閉じた。これからはわれわれが相撲道発展のために、一生懸命頑張っていきたい」とあいさつした。

 力士会が新年会を開くのは異例で、紋付きはかま姿の関取衆で集合写真を撮った。

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2013年2月9日のニュース