真央“大技”成功SP首位!明子2位、佳菜子3位で日本勢が“独占”

[ 2013年2月9日 16:35 ]

女子SPでトリプルアクセルを決める浅田真央

 フィギュアスケートの四大陸選手権第2日は9日、大阪市中央体育館で行われ、女子ショートプログラム(SP)は浅田真央(22=中京大)が断トツの74・49点で首位に立った。

 今季、封印してきたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を冒頭で解禁し、見事に成功。トリプルアクセルの成功は2011年2月の四大陸選手権フリー以来となった。

 “大技”成功後は手拍子が起こり、コミカルな表情とステップで会心の演技。SP74・49点は今季世界最高得点となった。今季は4戦全勝の真央。5連勝へ、四大陸選手権は3季ぶり3度目のVへ好発進した。

 昨年末の全日本選手権は4位、優勝候補筆頭だった先月の国体は2位と不振だった今大会女子最年長の鈴木明子(27=邦和スポーツランド)は“復活”の滑り。65・65点で2位につけた。

 前半、映画「キル・ビル」のテーマに乗り、3回転-3回転を成功。後半は切れ味鋭いステップで、観衆を魅了した。

 村上佳菜子(18=中京大中京高)はSP自己ベストとなる64・04で3位。ジャンプに目立ったミスもなく、スケールの大きな演技を披露。滑り終えると笑顔がはじけた。

 日本勢が1~3位を独占した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年2月9日のニュース