女子日本代表選手は硬い表情でパリ入り、緒方ら無言貫く

[ 2013年2月7日 06:00 ]

パリのシャルル・ドゴール空港に到着し、報道陣に対応する全日本柔道連盟の斉藤仁強化委員長

 柔道のグランドスラム・パリ大会(9、10日)に出場する日本代表選手が5日、空路でパリ入りした。

 暴力問題で揺れる中、シャルル・ドゴール空港に到着したロンドン五輪78キロ級代表の緒方亜香里(筑波大)らは硬い表情で無言を貫いた。同行した全柔連の斉藤仁強化委員長は「女子の選手は動揺がある中、頑張ってもらいたい」と話した。

 5日の理事会では吉村和郎強化担当理事が辞任し、4月に新強化体制を発足することなどが決まった。斉藤委員長は「選手には“理事会の決定などは気にするな。自分の目標達成のために何をすべきかを一番に考えてやれ”と話した」と語った。6日には初練習が行われたが、選手はこの日も無言だった。

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2013年2月7日のニュース