高橋 SP新プログラム「月光」で気合十分!羽生に勝つ

[ 2013年2月7日 06:00 ]

公式練習で調整する高橋大輔

 新プログラムでライバルに勝つ。フィギュアスケートの四大陸選手権は8日、大阪市中央体育館で開幕する。6日の公式練習に参加した高橋大輔(26=関大大学院)は、今大会からショートプログラム(SP)の使用曲をベートーベン作曲の「月光」に替えることを明かした。

 ノリノリの「ロックンロール・メドレー」から、クラシックの名曲へ。「初披露なので、どういった評価を受けるのか楽しみ」と笑みを浮かべた。今季は4戦中3戦で、SPでトップ発進できず。「点数が出にくいのかな」という漠然とした不安を抱いていた高橋にニコライ・モロゾフ・コーチ、長光歌子コーチが「替えてみたら?」とアドバイス。高橋も同意し、年明けから重点的に滑り込んできた。

 今大会に出場する羽生とは今季1勝2敗。「ここで勝てば2勝2敗になる。勝っておきたい」。7日でソチ五輪開幕まで1年。来季限りで現役を引退する高橋にとって、ソチはラスト五輪だ。「一日一日、無駄なことがないスケート人生をやっていきたい」。この日の公式練習では転倒したが、高難度の4回転ルッツに挑戦するなど地元・大阪で気合十分。年下のライバルを撃破して、五輪ロードに弾みをつける。

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2013年2月7日のニュース