フェド杯前に会見…クルム伊達「ミラクル起きると信じる」

[ 2013年2月6日 22:19 ]

女子テニスのフェド杯のロシア戦を前に、記者会見で笑顔を見せるクルム伊達公子(左から2人目)ら日本代表

 女子テニスの国別対抗戦フェド杯ワールドグループ1部1回戦で9、10日にロシアと対戦する日本代表は6日、モスクワで記者会見し、42歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)が「ロシアは手ごわいが、1996年には(当時世界ランキング1位の)グラフがいたドイツを破った。フェド杯はミラクルが起きると信じる」と意気込んだ。

 クルム伊達は3日までのパタヤ・オープンのダブルスで優勝し、タイから4日にモスクワ入りし「この2日間よく寝ている」と言う。相手のエース格となる世界13位のマリア・キリレンコには2戦2勝だが「彼女は負けそうになっても戦い続け、容易に勝たせてくれない」と警戒した。

 フェド杯はシングルス4試合とダブルス1試合で争い、村上武資監督は「ロシアにはキリレンコらトップクラスの選手がおり、大変厳しいゲームになると思うが、希望を持っている」と語った。(共同)

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2013年2月6日のニュース