園田監督 交代はなし 全柔連「しないと言っている。その言葉を信じる」

[ 2013年1月30日 12:37 ]

会見の冒頭で頭を下げる全日本柔道連盟の(左から)村上事務局長、小野沢専務理事
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 全日本柔道連盟(全柔連)は30日、東京都文京区の講道館で会見を行い、国内女子のトップ選手15人から暴力やパワーハラスメントがあったと告発された女子日本代表の園田隆二監督(39)らを戒告処分にしたと発表した。

 会見には小野沢専務理事と村上事務局長が出席。「われわれの不徳の致すところ」と事実関係を認めて謝罪したが、「監督が(選手への暴力を)しないと言っている。その言葉を信じている」と現時点では監督を留任させることを明言した。

 全柔連では2010年8月から12年2月までの間に、園田監督に関する5件の暴力を把握。胸を小突く、平手でほおを張る、蹴るなどの行為があったという。処分を受けたコーチは「男性」であること以外は公表しない。告発した選手名も明らかにしない方針。

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