日本新の加藤条治が帰国 31日から異例の石垣島トレ

[ 2013年1月29日 18:33 ]

スピードスケートの世界スプリント選手権を終えて帰国した加藤条治

 スピードスケートの世界スプリント選手権の男子500メートルで34秒21を出し、3季ぶりに日本記録保持者に返り咲いた加藤条治(日本電産サンキョー)が29日、米ソルトレークシティーから成田空港に帰国し「長いこと(記録が)滞っていたので良かった」と笑顔で語った。

 さまざまな調整法を試しており、シーズン中では珍しく、沖縄県・石垣島で31日から1週間ほどトレーニングする。「やりたいことができている」と充実した表情だった。

 3月に欧州でワールドカップ(W杯)が2戦あり、来年のソチ冬季五輪のリンクで開催される世界距離別選手権(3月21~24日)でシーズンを締めくくる。27歳のエースは「本当はぶっちぎって勝ちたいが、狙い過ぎず、肩の力を抜いていきたい」と意気込んだ。

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2013年1月29日のニュース