彼女いない歴36年…高見盛 花嫁候補に同郷・福士加代子!?

[ 2013年1月29日 06:00 ]

色紙に年寄「振分」と書き、おどける元高見盛の振分親方

 「彼女いない歴36年」のロボコップに春が到来する?27日に現役引退を表明した大相撲の元小結・高見盛の振分(ふりわけ)親方(36=東関部屋)が、故郷の青森県板柳町から婚活支援されることになった。後援会の幹部が28日、全面支援を約束。花嫁候補に同じ板柳中の後輩で女子マラソンの福士加代子(30=ワコール)を挙げた。振分親方はこの日、TBSの情報番組を電波ジャック。憧れの女子アナにアタックしたが、あえなく轟沈(ごうちん)した。

 14年間の土俵生活は完全燃焼した。しかし、人生においてやり残していることはないだろうか――。引退会見で、すがすがしい表情を見せた高見盛こと振分親方は、ふとわれに返った。「いろいろな場所に足を延ばして知り合いを増やし、そこから(嫁候補が)出てくれば」。早速、その思いに応えるべく故郷が反応した。

 雪積もる“りんごの町”青森・板柳。地元の後援会幹部が町を挙げての支援を約束した。「親方としてやっていくために、あとは嫁さんさえいれば。引退を機にそういった子がいればぜひ橋渡ししたい」。

 そんな中で、第1候補に挙がったのが引退した27日に大阪国際女子マラソンで2位に入った福士加代子だ。年齢は6歳年下の30歳で、2人とも板柳町褒賞を受賞している故郷の英雄。しかも、かつては福士も「ちょんまげヘア」でレースに挑んでいたのも何かの縁か。実現すれば夢のビッグカップルの誕生。後援会幹部も「個人的には福士がいいなと思う。2人とも30歳を超えましたし」と言葉に力をこめた。

 周囲のバックアップ態勢は万全。当の振分親方もTBSを電波ジャックし、女子アナの前で鼻の下を伸ばしまくった。「みのもんたの朝ズバッ!」では高畑百合子アナ(32)を推薦され「言われたら男ですからちょっとうれしい」とデレデレ。「ひるおび!」では江藤愛アナ(27)に色目を使い、「Nスタ」では長峰由紀アナ(49)から「高見盛関の婚活審判部長を務めたい」と直訴された。さらには理想の女性としてHKT48の指原莉乃(20)とタレントの壇蜜(32)を挙げたが、指原からは「いいお嫁さん見つけてください」というコメントが届けられ、片思いに終わった。

 女子アナと最高の一日を過ごしたというのに、彼女らが嫁候補になるかと尋ねられると「またそんなこと…」となぜかトーンダウン。深夜の「NEWS23X」では出水麻衣アナ(28)の質問に「婚活の話はウンザリ」と渋い顔だった。今後の婚活についても「そういう話はないでしょう。現役が終わったばかりで混乱している。モテないからつらいですよ…」とうなだれた。母・寿子さん(64)も「もう36歳になりますから、いい人が見つかってほしい」と心配顔。「彼女いない歴36年」のレッテルはいつはがされるのだろうか。

 ▽青森県板柳町 青森県の西部、津軽地区の中央に位置し、総面積41.81平方キロ。西は岩木山、東は十川の間にあり、それら水系の分厚く発達した沖積世の堆積物は、りんご園・水田として豊かな平野を形成している。全国100万トンのりんご生産高のうち、板柳町は2.5万トンを生産。人口は05年時点で1万6222人。日本一の「りんごの里」を目指している。町長は高見盛板柳後援会の会長を務める館岡一郎氏。高見盛の1年先輩で、元関脇・追風海の斎藤直飛人氏が町会議員として活躍。

続きを表示

2013年1月29日のニュース