爆羅騎 初陣白星!合格は“奇策”も勝利は正攻法

[ 2013年1月16日 06:00 ]

前相撲で勝利した爆羅騎(右)は「ドヤ顔」をみせる

大相撲初場所3日目

(1月15日)
 新弟子検査を合格した力士らによる前相撲が始まり、検査で髪の毛を逆立たせて身長制限(1メートル67)をぎりぎりでクリアし、話題を呼んだ伊藤改め爆羅騎(18=式秀)が浜上(18=春日山)に押し出しで勝利し、初陣を飾った。

 身体測定が行われた昨年12月26日の検査から約3週間、なぜか7センチも低くなった1メートル60の爆羅騎は低い立ち合いでぶつかると、すかさず左を差し込んで力強く1メートル77、120キロの浜上を運んだ。報道陣に囲まれると、飛びきりの笑みを見せ「きょうは集中してできた。ちゃんこもおいしいです」と声を弾ませた。見守った式秀親方(元幕内・北桜)は「センスがある」と評価。1メートル66の十両・磋牙司を目標にする18歳は「50場所で幕内」と目を輝かせた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年1月16日のニュース