ウィザーズ“金星”で5勝目 残り0・3秒19歳が決めた

[ 2013年1月9日 06:00 ]

 NBA東地区サウスイーストリーグ最低勝率にあえいでいたウィザーズが、最高勝率を収めていたサンダーを101―99で下して今季5勝目。残り0・3秒、ドラフト全体3番目に指名されたガードのブラドリー・ビール(19)が値千金のジャンプ・シュートを決めた。セルティクスは敵地ニューヨークでニックスを退け、3連勝で勝率5割に復帰。トレイルブレイザーズに延長の末に敗れたマジックは9連敗となった。

 ウィザーズのビールは正面からフェイクで相手のマークをかわし、冷静にシュート。「まさか自分の出番だとは思わなかった」と本人は語ったが、米国代表としてU―17世界選手権の優勝を経験しているルーキーは、土壇場で力を発揮して22得点を稼いだ。故障者続出でベンチ入りしたのはたった9人。しかし12月4日のヒート戦に続いて昨季のファイナルに進出したチームを撃破し、1万7000人の地元ファンも大喜びだった。

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2013年1月9日のニュース