「休場で負の連鎖続いた」巻き返しを誓う琴奨菊

[ 2012年12月30日 15:36 ]

大相撲初場所

(13年1月13日初日、両国国技館)
 先場所は8勝7敗で辛くもかど番を脱出した大関琴奨菊は30日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で「この一年は苦しかった。来年はもっと存在感を示したい」と巻き返しを誓った。

 秋場所を途中休場する原因となった左膝の状態は本調子ではなく、朝稽古は大関琴欧洲や新入幕の琴勇輝らと14番と少なめ。「休場したら体の反応が鈍くなり、負の連鎖が続いた」と話す。

 来年4月に挙式を控え、発奮材料はある。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「とにかく来年が勝負。けがが良くなれば徹底的にやらせる」と表情を引き締めた。

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2012年12月30日のニュース