一触即発“肉弾戦”制した ヒート5連勝

[ 2012年12月27日 06:00 ]

 昨季のNBAファイナルで対戦したヒートとサンダーがクリスマスにマイアミで激突。接触プレーをめぐって5度のテクニカル・ファウルがコールされる過激な“肉弾戦”となったが、地元のヒ軍が103―97で勝利を収めて5連勝をマークした。レイカーズは5連勝で勝率5割に復帰。復帰2戦目のスティーブ・ナッシュ(38)は16得点11アシストをマークした。快進撃を続けるクリッパーズは14連勝。サンダーが敗れたため、リーグ全体の1位に躍り出た。

 ヒートは、ゴール下ではウェイドがつぶされ、バティエーは速攻からシュート体勢に入ったウエストブルックに体当たりして乱闘寸前となった。残り18秒で98―97。このあと反則で得たフリースローを着実に決めて逃げ切ったが、スポールストラ監督は「作戦は考えるが、このようないいチームと対戦すると役には立たない」と胸をなでおろしていた。29得点9アシスト8リバウンドのジェームズも「本当に疲れたよ」とぐったり。クリスマスの黄金カードは最後まで手に汗握る大熱戦だった。

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2012年12月27日のニュース