東京五輪招致を盛り上げ 被災地小中生招きイベント

[ 2012年12月25日 19:11 ]

 2020年夏季五輪の東京招致を盛り上げるイベント「Cheer!NIPPON」が25日、東京・国立競技場で行われ、東日本大震災の被災地から招待された小中学生ら約400人が、ロンドン五輪メダリストが指導する体験イベントなどでスポーツの楽しさに触れた。

 ボクシングの男子ミドル級金メダルの村田諒太(東洋大職)はミットを持ってパンチの打ち方を指導。レスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里(ALSOK)は、リレー競走に参加して子どもたちとバトンをつないだ。1964年東京五輪をイメージした開会式では実際に聖火をともし、ムードを盛り上げた。

 実行委員長を務める日本サッカー協会の川淵三郎最高顧問は「スポーツは夢と感動と勇気を与えてくれる」と五輪招致をアピール。吉田は「皆さんの力が必要です」と協力を呼び掛けた。

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2012年12月25日のニュース