自身と同じ12・23入門 白鵬 「宿命」内弟子2号誕生

[ 2012年12月25日 06:00 ]

横綱・白鵬(左)は宮城野部屋に入門する石浦と握手

 北の湖に並ぶ24度目の優勝を狙う横綱・白鵬(27=宮城野部屋)に“内弟子第2号”が誕生した。元大関・琴光喜らを指導した鳥取城北高の石浦外喜義監督の長男で、日大出身の石浦将勝(22)が宮城野部屋に入門することが決定。

 石浦が部屋に来た12月23日は偶然にも12年前に自身が入門した日と同じだけに、東京都墨田区内で会見を開いた横綱は「その星に生まれる運命、宿命だったのかな。私自身のモチベーションになる」と喜んだ。

 石浦は1メートル72、95キロと小柄ながら高校時代に世界ジュニア選手権軽量級を制した逸材。今年3月に白鵬の内弟子第1号となった十両・大喜鵬とは中・高・大の同級生だった。日大卒業後はオーストラリアに語学留学したが、相撲への未練を断ち切れず今夏に帰国。「大喜鵬関の入門時に横綱から“おまえもどうだ”と誘われていた」と入門の経緯を説明するとともに「2年以内に関取に」と決意表明した。

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2012年12月25日のニュース