石田正子は42位で予選落ち W杯距離スプリント

[ 2012年11月30日 20:30 ]

W杯距離の今季初レースを終えて、引き揚げる石田正子

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)距離は30日、フィンランドのクーサモでスプリント・クラシカル(1・4キロ)を行い、今季初戦を迎えた日本勢は女子で石田正子(JR北海道)が3分22秒73で予選落ちし、42位だった。

 柏原理子(早大)は76位、小林由貴(岐阜日野自動車)は95位だった。マリット・ビョルゲン(ノルウェー)が制した。

 男子は宮沢大志(早大)が2分49秒31で36位、吉田圭伸(自衛隊)は71位でともに予選落ちした。ニキータ・クリウコフ(ロシア)が勝った。

 クーサモでは3日間で実施される3レースの合計で最終順位を決める。

 ▼石田正子の話 思ったより悪くない。過度に緊張せずにレースに入れた。競い合う相手がいないとなかなかスプリント力はつかないのかも。

 ▼柏原理子の話 体の動きは良かった。テクニックの切り替えを焦ってしまって、うまくできなかった。

 ▼小林由貴の話 スタートが最後の方でコースが荒れていた。下りでスキーが横滑りして転んでしまった。条件は悪かったけど自分のミス。

 ▼宮沢大志の話 体は動いていて、予選通過を狙っていたのでかなり悔しい。最後の疲れたときのフォームが課題。30位以内に入りたい。

 ▼吉田圭伸の話 最初にしては昨季に比べれば上出来。確実に順位を上げられると思う。あしたのレースが重要になるので集中してやる。(共同)

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2012年11月30日のニュース