一時は首位も…日本、混合団体で2位 W杯ジャンプ開幕戦

[ 2012年11月24日 08:43 ]

W杯ジャンプ混合団体で2位となり、花束を手に笑顔を見せる(左から)渡瀬雄太、伊藤有希、高梨沙羅、竹内択

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは23日、リレハンメルで男女4選手の合計得点で争う混合団体(HS100メートル、K点90メートル)で開幕し、女子は伊藤有希(北海道・下川商高)高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)、男子は渡瀬雄太(雪印メグミルク)竹内択(北野建設)の日本は合計966・0点で2位だった。ノルウェーが983・1点で優勝した。

 1回目は2番手の渡瀬が95・5メートル、3番手の高梨が100メートルを飛び、一時首位に立ったが、竹内が伸ばせずに2位で折り返すと、2回目はノルウェーに引き離された。

 ▼伊藤有希の話 2回目は失速してしまい、チームに申し訳ない。個人戦はレベルアップして臨みたい。開幕戦は1年に1回しかないので貴重な試合に出られた。

 ▼高梨沙羅の話 1回目は自分の中で満足するジャンプだったけど、2回目は失敗してしまって伸びなかった。2位はうれしい。これで勢いがつけばいいと思う。

 ▼渡瀬雄太の話 自分のやることはやったので納得はしている。個人戦の予選で落ちて不安はあったけど、やっていることは間違ってないというのが確認できて良かった。

 ▼竹内択の話 2回とも安定したジャンプかなと思う。調子はいいし、全体的に悪くない。練習からいけると思っていたので優勝したかった。(共同)

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2012年11月24日のニュース