真央 今季自己ベストでSPトップ発進!明子は5位

[ 2012年11月23日 20:38 ]

女子SPでトップに立った浅田真央の演技=

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯は23日、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで開幕し、女子ショートプログラム(SP)は浅田真央(22=中京大)が今季自己最高の67・95点をマークしてトップに立った。急きょ出場の決まった長洲未来(19=米国)が今季自己最高の61・18点で2位、李子君(15=中国)が59・62点で続いている。

 鈴木明子(27=邦和スポーツランド)は58・60点で5位、今井遥(19=大東大)は48・10点で9位だった。

 浅田が4位以内、鈴木が2位以内に入れば自力でファイナル(12月6日開幕、ロシア・ソチ)行きの切符を獲得できる。

 オレンジ色の衣装を身にまとった浅田真央は、3回転半ジャンプは封印したが、ダブルアクセル、3回転―2回転、などジャンプをすべてきっちり決め、リズムに乗った表情豊かな演技で会場を魅了。技術点35・70点、演技構成点も32・25点で今季自己最高の67.95点。

 鈴木は冒頭の連続3回転は決めたもの、ルッツが1回転となるミスもあって、得点が伸びなかった。

 今季の中国杯4位で、今大会は急きょ出場の決まった長洲は、連続3回転を決めるなど技術点は32・86点、演技構成点も28・82点をマークし、今季自己最高の61・18点で2位につけた。

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