中部電力がライバル韓国に快勝、準決勝進出

[ 2012年11月23日 06:00 ]

韓国戦でスイープする中部電力の(左から)清水と松村に指示を出す市川(中央)

 カーリングのパシフィック・アジア選手権第5日は22日、ニュージーランド・ネーズビーで1次リーグを行い、女子日本代表の中部電力はニュージーランドを7―5で下し24日の準決勝進出。韓国にも6―3で快勝し、6勝3敗。6チームでの2回戦総当たりの女子1次リーグで、中部電力は2位か3位を確定。23日は8勝1敗の中国と対戦する。韓国は7勝2敗。男子代表のSC軽井沢クは試合がなかった。

 中部電力は準決勝でぶつかる可能性が大きい韓国から貴重な1勝を挙げた。市川主将は「挑戦者のつもりで挑んだ。いい勝利になった」と笑顔を見せた。2―1と勝ち越した後の第4エンドはスキップの藤沢が難しいショットをハウス(円)中央にぴたりと寄せて1点を追加。市川が「相手のミスを生かせた」と言う通り、つかんだ流れを放さず難敵を押し切った。準決勝は1次リーグの当該対戦結果を持ち越し5回戦制で行われる。韓国が相手なら1勝1敗の五分でのスタートとなり、ソチ冬季五輪出場への第一関門となる今大会の2位以内へ視界はぐっと明るくなった。

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2012年11月23日のニュース