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石川遼 独占手記 彼女の支えで「始まりの1勝」

2年ぶりの優勝を決めた石川遼(左)と加藤大幸キャディー

男子ゴルフツアー スポニチ後援三井住友VISA太平洋マスターズ最終日
(11月11日 静岡県御殿場市 太平洋クラブ御殿場コース=7246ヤード、パー72)
 僕って、今までウイニングボールを誰かに渡したことはないです。ずっと彼女にプレゼントをしてきました。寂しい話で、“最近はボールをくれないね”って言われていたんで。ホッとしました。

 彼女が一番の支えであることは間違いないです。だからといって、試合の日に特別な励ましの言葉があるわけではないですよ。ただ、成績が良かろうが悪かろうが、いつも同じように接してくれる。ほら、誰だって成績が振るわない時は声を掛けるのもためらうじゃないですか。でも、彼女は違います。いつも同じ調子で、たわいもないことで盛り上がる。僕をプロゴルファー・石川遼ではなく、一人の人間、石川遼として接してくれる。それがうれしいです。

 最終日も2人で車で来ました。スポーツカーのマツダ・RX―8を僕が運転して、助手席に彼女を乗せて…。実は、僕にとってドライブが何より幸せな時間なのです。世間の喧騒(けんそう)を忘れさせてくれる唯一の空間というか。最近は、こういったプレー以外の自分の時間をつくることが大切だと感じています。

 彼女は中学時代の同級生で、4年前から交際しています。僕の一方通行で始まった恋です。でも、結婚はちょっと早いかな。どうか、温かく見守ってください。

 家族への恩も言葉にできないくらい大きいです。12日は母(由紀子さん)の45歳の誕生日。今は週に1回、自宅に帰るぐらいなのですが、不思議と、昔よりも母と話をします。これぐらいの距離感がいいのかな。支えてもらった感謝は尽きませんが、10勝がゴールじゃありません。これからもよろしくお願いします。

 この数カ月。僕にとって勝てないことより寂しいことがありました。それは来年のマスターズ出場資格が得られる「年末の世界ランク50位以内」の争いから完全に蚊帳の外に置かれたことです。この大会に入る前で89位。52位の藤田さんがこのテーマの主役で、僕は話題にすら上がらない。それが一番悔しかった。

 今年はさすがに「年末50位」を諦めています。来年、早い段階から米ツアーで優勝争いをして、マスターズ前週発表の「世界ランク50位以内」で出場を狙います。

 だから、久しぶりの勝利でも、皆さんが思っているほど僕は大きな意味があるものだとは思っていませんよ。来年はアメリカが待っている。始まりの1勝だと思います。

[ 2012年11月12日 07:11 ]

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