松山 猛追も連覇に4差届かず 遼に「おめでとう」

[ 2012年11月12日 06:00 ]

<三井住友VISA太平洋マスターズ最終日>7番、ティーショットを放ち打球を見つめる松山英樹

男子ゴルフツアー スポニチ後援三井住友VISA太平洋マスターズ最終日

(11月11日 静岡県御殿場市 太平洋クラブ御殿場コース=7246ヤード、パー72)
 スコアカード提出場に引き揚げてきた石川に対し、松山は「おめでとう」と声をかけた。だが、連覇を狙っていただけにライバルの勝利に悔しい気持ちがないわけではない。「予選落ちせず最後まで上位にいられたので少しは満足している。ただ、やっぱり優勝したかった」と本音をこぼした。

 前半で1ボギー。しかし、ここから底力を発揮した。11番パー5で残り254ヤードからの2打目を2Uでグリーン奥カラーまで運び、3メートルをパターで沈めイーグルを奪った。「あれで気持ちが変わった」とショットの感覚を取り戻すと17番までに3バーディーを奪った。最終18番パー5は逆転優勝の可能性にかけ、深いラフから2オン狙い。池に落としボギーとなり4位に終わったが、驚異の追い上げで存在をアピールした。今週はダンロップ・フェニックスに出場。「優勝を目指す気持ちは変わらない」と最強アマは力強く語った。

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