佳菜子 転倒でSP6位と出遅れも「フリーで挽回できる」

[ 2012年11月9日 21:35 ]

女子SPで演技を終えた村上佳菜子

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、ロシア杯は9日、モスクワで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は3回転ジャンプで転倒するなど、56・78点の6位と出遅れた。昨季の世界ジュニア選手権2位のグレーシー・ゴールド(米国)が62・16点でトップに立った。

 男子SPには小塚崇彦(トヨタ自動車)と織田信成(関大大学院)、世界選手権2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)らが出場する。

 第1戦のスケートアメリカを制した小塚は今大会3位以上で、第2戦のスケートカナダでともに3位だった織田と村上は優勝すれば、シリーズ上位6選手で争うファイナル(12月・ソチ=ロシア)進出が決まる。

 ▽村上佳菜子の話 (3回転フリップの転倒は)跳び上がったときは良かったけど、着氷で跳ねてしまった。滑りはモスクワに来てから一番良かった。フリーで思い切り挽回できると思うので、あまり気にせずに頑張りたい。(共同)

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2012年11月9日のニュース