奥州前沢マラソン 男子は新号、女子は山田が優勝

[ 2012年11月5日 06:00 ]

スポニチ奥州前沢マラソン男子30キロ総合優勝の新号(左)と同女子総合優勝の山田

 第30回スポニチ奥州前沢マラソン(スポーツニッポン新聞社主催、サンキスト・グロワーズほか協賛)が4日、3004人がエントリーして岩手県奥州市前沢区で開催された。30キロ男子は新号和政(46)が1時間42分13秒で初優勝。同女子は山田史絵(39)が2時間9分9秒で初制覇した。また最強市民ランナーの川内優輝(25=埼玉県庁)が30キロにゲスト参加。招待選手のため参考記録ながら1時間33分12秒で圧勝した。

 <30キロ男子>7年連続出場となる新号が大会新記録でうれしい総合初優勝を飾った。東海大時代に4年連続で箱根駅伝に出場したベテランは「速い選手が出ていなかったのでラッキーでした」と満面の笑み。秋田県庁に所属する公務員ランナー。同じ公務員ランナーの川内に関して「走るレベルが違うので比べられません」と苦笑いだった。

 <30キロ女子>東京から参加の山田が2位に3分近い差をつけて快勝した。30キロ2時間10分以内の出場制限がある横浜国際女子マラソンに向けて、「30キロの大会は全国的に少ないので」と、今大会一本に絞って調整。見事2時間10分を切っての優勝となった。「タイムだけを狙ってました。優勝はおまけみたいなものだけどうれしい」と笑顔だった。

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2012年11月5日のニュース