世界最高峰リーグ挑戦の田中“ラグビー界のカズになる”

[ 2012年10月31日 06:00 ]

智美夫人とニュージーランドから帰国したラグビーの田中史朗

 来季からニュージーランドのハイランダーズに入団し、日本人で初めて南半球の世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」(13年2月開幕)に挑戦する日本代表SH田中史朗(27=パナソニック)が30日、ラグビー界のカズになることを宣言した。

 この日、昨年12月24日に婚姻届を提出した元バドミントン選手の智美夫人(23、旧姓作山)と成田着の航空機で帰国。先日まで行われたニュージーランドの州対抗選手権ITM杯で一番小柄なSH(1メートル66)だった田中は「僕が日本人の可能性を示し、これから日本の選手がたくさん世界へ出て行ってほしい」と、ラグビー王国でJ2横浜FCのFW三浦知良(45)のような世界への開拓者になる意欲をみせた。1日から欧州遠征を行う日本代表に合流する。

 ≪堀江が結婚発表≫田中とともにITM杯でオタゴ州代表でプレーした日本代表フッカー堀江翔太(26=パナソニック)も帰国し、近日中に婚姻届を提出することを明かした。お相手は小中学校で同級生だった辻友加里さん(27)。良き伴侶を得た堀江は「ニュージーランドで通用するのは分かった。史さん(田中)に負けられない」と日本人FWとして初めてのスーパーラグビー入りを目指す。

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