女子特化の支援で伸びしろ 筑波大でシンポジウム

[ 2012年10月20日 21:11 ]

 五輪メダルが有望な競技や種目を支援する「マルチサポート事業」に参加する筑波大は20日、ロンドン五輪で活躍が目立った女子選手の支援に関するシンポジウムを東京都内で開き、筑波大准教授で日本オリンピック委員会(JOC)理事の山口香氏は「女子にもっと特化したサポートを研究し、実行すればまだまだ伸びしろがある」と展望を話した。

 今夏、国立スポーツ科学センター(JISS)は女性選手専用の電話相談窓口を開設し、体調などの悩みを受け付けるようになった。陸上女子で2004年アテネ五輪に出場した室伏由佳さんは、婦人科系の病気の手術を経験しており「こういう窓口があれば安心だと思う」と歓迎した。

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2012年10月20日のニュース