名ランナー明暗 東農大助監督谷口氏安ど 専大伊藤国光監督「時間かかる」

[ 2012年10月20日 16:14 ]

箱根駅伝予選会で本戦出場目指して走る選手たち

箱根駅伝予選会

(10月20日 東京・国営昭和記念公園)
 実業団の指導者から転身した2人の元名ランナーが明暗を分けた。

 1991年世界選手権マラソン金メダリストで旭化成、OKIなどで指導経験がある谷口浩美氏は4月に東農大助監督に就任。予選通過ラインの9位に滑り込み「ベストに近い記録でみんな走れたのではないか」とほっとした表情だった。

 カネボウ前総監督の伊藤国光氏は専大の古豪復活を託され、監督に就いて約半年。11位で予選突破はならず「これが力なので仕方ない。自分色に染めるにはまだ時間がかかる」と肩を落とした。

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2012年10月20日のニュース